さてさて皆さん、本日9月9日は日本酒の『ひやおろしの日』となってます


この『ひやおろし』ですが、以前にもお話しましたがこんな感じの物を言うです。

それは、「ひや」だから「冷酒？」って思われるかもですが実はそう単純ではなくて、ひやおろしと言うのはちょうど半年くらい前の冬の仕込みの時期に造ったお酒をまず、「火入れ(1回目)」と呼ばれる加熱殺菌処理をしてから涼しい酒蔵の中で半年間じっくりと熟成させるんです。そして、味が乗ってきて気温が下がってくる頃の秋口(9月)に、火入れ(2回目)をしないで冷えたまま卸して出荷する、というところから『ひやおろし（冷や卸し）』と呼ばれるようになった、とのことです。（通常のお酒は火入れを2回してたりします）

というわけで、スッキリというよりはまろやかだったりこってりだったり～、味わいが乗ってて秋の食卓にも合うようなお酒だったりするんです


さて今回はひやおろしの日なので一気に3種類をご紹介致します。



【開運 純米 ひやおろし】

開運と言えば「静岡地酒の大御所」であり、全国的にも名が知られている酒蔵です♪
名前が縁起が良いですもんね

兵庫県産の山田錦を精米歩合55％という贅沢な造りで、日本酒度は+4、酸度は1.4。
四合瓶(720ml)1,485円となってます。（8％税込）




【天虹 純米 ひやおろし】

天虹（てんこう）はここ静岡市駿河区に数年前に引っ越してきた酒蔵「駿河酒造場」さんが造っている銘柄で、市場に出回ってる数量が少なくてレアなお酒かも
ただ、知ってる人は知ってるかと思いますが、この天虹のお酒はここ2年くらいで酒質が急上昇してて人気も出てきているんです

お米は美山錦と日本晴で精米歩合は60％、日本酒度は+3、酸度は1.5です。
四合瓶(720ml)1,242円となってます。（8％税込）




【萩錦 安倍川の恵み 純米原酒 ひやおろし】

萩錦もここ静岡市駿河区にある老舗の酒蔵で、まさに「安倍川の恵み」を受けて柔らかい酒質と安定した味に定評のある銘柄ですね

萩錦と言えば当店ではあの『ニパ子酒』の中身がそうだったりします。そのお酒は特別本醸造なのでこれとは違いますが～、ニパ子酒はとっても人気なんですよ

お米は静岡県独自の「誉富士」で精米歩合は60％、日本酒度は-2、酸度は1.4です。
四合瓶(720ml)1,296円となってます。（8％税込）



どちらもこの時期だけの数量限定品です