昨年11月に突如登場したこの英君は『渡船』というとっても貴重な酒米を使っていて、しかも純米大吟醸にしちゃったという…、なんともミラクルなお酒だったりします
ちょっと高級ではあるけれど～、新登場した昨年はすぐに売り切れちゃいました


そんな、『灰の英君』が今年も入荷してきました
（↑ 私が勝手に言ってるだけです。…しかもなんかちょっと微妙ｗ）



【英君 純米大吟醸 渡船】


青みがかった灰色「アッシュグレー」なラベルに、青く光る英君の文字。
いやホント、このラベルは実物見るとか・な・り・渋カッコイイのでぜひ見てほしい



『渡船』（わたりぶね）
酒米としては雄町のように酒米の祖先的に古いものであり、とある酒蔵が復刻させた貴重なものでもある。…確か渡船には何号何号とかいろいろ種類があったかと思うけど詳しいことまではまだ聞いていません…。ただ、貴重なものであることは確か
それを今回英君酒造では入手してこれを仕込んだわけだ。

なお、世に言う「短稈渡船」という山田錦の父方の渡船…ではないらしいぞ。
酒米についてはこちら　→　【酒造好適米の系譜図、まとめてみた】


そして『純米大吟醸』
兵庫県産のその渡船を精米歩合48％の純米大吟醸で、日本酒度は+4、酸度は1.6、使用酵母は吟醸酒向けの静岡酵母HD-101、アルコール度数は16度の火入れ加水タイプというスペック。
酸味がパイナップルのようなほんのり果実感あって、でも綺麗で爽やかな味わいです







今年は事前の予約を取っていないまま入荷してきましたが、この英君は、英君を以前から取り扱っている限られた酒屋にしか入荷されない、販売店舗が限定された英君なんです
つまり、『英君に選ばれた酒屋、鈴木酒店』とも言えると思います。（たぶん）

さておき、製造数量も多くない限定品となりますのでやはり貴重。


…ただ、原材料値上がり等々の関係もあって、今年は若干の値上がりとなりました
一升瓶(1.8L)は上の写真のような特大の化粧箱が付きまして5,400円、化粧箱が不要で瓶のままでしたら5,184円、そして四合瓶(720ml)は箱付きのみで2,700円という感じになります。（8％税込）


これからの年の暮れの季節、贈答品としてもめちゃめちゃオススメですので、英君の純米大吟醸、しかも貴重なお米・渡船を使ったミラクルなお酒、お見逃しなくですよ


オンラインショップの以下ページからでもご購入いただけます
→　【英君 純米大吟醸 渡船 - 鈴木酒店★オンラインショップ】