<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2018年12月03日 21:39
毎年の楽しみであるこの『正雪の搾りたての新酒』が今年も入荷してきたわけですが…、同時に、正雪ファンには重要で注目なニュースを望月社長から伺いました。
昨年同様(と言うか、まだ今年だけど)、今期(BYで言うとH30BY)の正雪の酒造りも、とても重要で注目なターニングポイントになることは間違いなさそうです
【正雪 純米 しぼりたて生】
そんな正雪の新酒第一号 新杜氏による新生正雪です
そう、新杜氏、です。
静岡県を代表する吟醸酒「正雪」は、1982年からは杜氏集団「南部杜氏」の一人、山影純悦氏が杜氏に就き、1986年(昭和61年)には全国新酒鑑評会で静岡県の多数の出品酒が金賞を総ナメにし全国的には無名だった静岡地酒を全国に知らしめた要因ともなった「静岡酵母」の開発や醸造・導入に多大な貢献をされた酒蔵でもあります。
しかし正雪を35年間醸し続けた山影杜氏も85歳となった昨年2017年の春、高齢等の理由から酒造りを引退し正雪の蔵を退職されました。(しかしながら山影元杜氏は現在、次世代に酒造りを指導するために大阪の酒蔵で再び酒造りに取り組んでおられます。凄い。→ 【正雪の元杜氏・山影純悦さん、大阪の蔵で復帰】)
そんな山影元杜氏のもとで10年以上修行されていた副杜氏だった崎村勉氏が2017年から(BYで言うとH29BY)は今度は杜氏として正雪を造りました。なので現在市場にある正雪はほぼ崎村杜氏が醸した正雪だと言えます。
しかしながら、大変残念なことではありますが…崎村杜氏は体調を崩し正雪を退社されたとのことです。今年の夏とかの話かと思います。
さて、酒造りには待ったなし!
この度、正雪の新しい杜氏として就いたのは榮田秀孝(えいだひでたか)氏とのことです 奈良の「春鹿」(今西清兵衛商店)の古川武志杜氏のもとで修行されていた南部杜氏とのこと。なお古川杜氏は山影元杜氏や「磯自慢」の多田杜氏などと古くから親交があり、そこで修行していた榮田氏、いろいろなお墨付きもあってこの度正雪に杜氏として入ったとのことです。(また他にも、三重の瀧自慢から若手蔵人も入った)
醸造が難しいとされている静岡酵母による酒造りは今期初となり、また山影元杜氏から直接指導されてはおりませんが~、蔵に残っている正雪の醸造データを勉強し吸収して醸した榮田新杜氏による正雪のお酒第一号というのが~この純米しぼりたてとなるわけです
なので重要で注目な正雪なわけです
「吟ぎんが」という南部杜氏御用達な岩手県産の新米の酒米を使った精米歩合60%の純米酒で、搾りたての生のまま(加熱処理を行っていない)なのでとってもフレッシュ♪
私も早速味を見てみたところ、マスカットのような香りとやや酸味があって若々しさとか荒々しさもありますが、ライチの味を感じるジューシー感もあって美味しかったです
スペック的には日本酒度は+6で酸度は1.3、加水(水を加えて度数を下げておとなしくするw)をしてあるのでアルコール度数は15~16度となってます。
価格は四合瓶(720ml)で1,350円。(8%税込。一升瓶は発売されておりません)
綺麗な箱も付いているのでお得だし贈り物にもちょうど良い感じだと思います
望月社長も『大変美味しい。新生正雪を楽しみにして下さい』とのことです
新生正雪の第一号、重要かつ注目ですよ
オンラインショップの以下ページからでもご購入いただけます
→ 【正雪 純米 しぼりたて生 720ml:H30BY - 鈴木酒店★オンラインショップ】
昨年同様(と言うか、まだ今年だけど)、今期(BYで言うとH30BY)の正雪の酒造りも、とても重要で注目なターニングポイントになることは間違いなさそうです
【正雪 純米 しぼりたて生】
そんな正雪の新酒第一号 新杜氏による新生正雪です
そう、新杜氏、です。
静岡県を代表する吟醸酒「正雪」は、1982年からは杜氏集団「南部杜氏」の一人、山影純悦氏が杜氏に就き、1986年(昭和61年)には全国新酒鑑評会で静岡県の多数の出品酒が金賞を総ナメにし全国的には無名だった静岡地酒を全国に知らしめた要因ともなった「静岡酵母」の開発や醸造・導入に多大な貢献をされた酒蔵でもあります。
しかし正雪を35年間醸し続けた山影杜氏も85歳となった昨年2017年の春、高齢等の理由から酒造りを引退し正雪の蔵を退職されました。(しかしながら山影元杜氏は現在、次世代に酒造りを指導するために大阪の酒蔵で再び酒造りに取り組んでおられます。凄い。→ 【正雪の元杜氏・山影純悦さん、大阪の蔵で復帰】)
そんな山影元杜氏のもとで10年以上修行されていた副杜氏だった崎村勉氏が2017年から(BYで言うとH29BY)は今度は杜氏として正雪を造りました。なので現在市場にある正雪はほぼ崎村杜氏が醸した正雪だと言えます。
しかしながら、大変残念なことではありますが…崎村杜氏は体調を崩し正雪を退社されたとのことです。今年の夏とかの話かと思います。
さて、酒造りには待ったなし!
この度、正雪の新しい杜氏として就いたのは榮田秀孝(えいだひでたか)氏とのことです 奈良の「春鹿」(今西清兵衛商店)の古川武志杜氏のもとで修行されていた南部杜氏とのこと。なお古川杜氏は山影元杜氏や「磯自慢」の多田杜氏などと古くから親交があり、そこで修行していた榮田氏、いろいろなお墨付きもあってこの度正雪に杜氏として入ったとのことです。(また他にも、三重の瀧自慢から若手蔵人も入った)
醸造が難しいとされている静岡酵母による酒造りは今期初となり、また山影元杜氏から直接指導されてはおりませんが~、蔵に残っている正雪の醸造データを勉強し吸収して醸した榮田新杜氏による正雪のお酒第一号というのが~この純米しぼりたてとなるわけです
なので重要で注目な正雪なわけです
「吟ぎんが」という南部杜氏御用達な岩手県産の新米の酒米を使った精米歩合60%の純米酒で、搾りたての生のまま(加熱処理を行っていない)なのでとってもフレッシュ♪
私も早速味を見てみたところ、マスカットのような香りとやや酸味があって若々しさとか荒々しさもありますが、ライチの味を感じるジューシー感もあって美味しかったです
スペック的には日本酒度は+6で酸度は1.3、加水(水を加えて度数を下げておとなしくするw)をしてあるのでアルコール度数は15~16度となってます。
価格は四合瓶(720ml)で1,350円。(8%税込。一升瓶は発売されておりません)
綺麗な箱も付いているのでお得だし贈り物にもちょうど良い感じだと思います
望月社長も『大変美味しい。新生正雪を楽しみにして下さい』とのことです
新生正雪の第一号、重要かつ注目ですよ
オンラインショップの以下ページからでもご購入いただけます
→ 【正雪 純米 しぼりたて生 720ml:H30BY - 鈴木酒店★オンラインショップ】
記事投稿者: 鈴木酒店 2018年12月03日 21:39
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