こんにちは、新米審神者の酒屋です。
特に私には復讐したい相手はおりません…


舞台は静岡は掛川市。
旧東海道の日坂宿と金谷宿の間にある「小夜の中山」という峠は街道の難所で、当時は山賊なども横行していたそうです。ある時、生活に困窮した妻子が、亡夫が秘蔵していた短刀「左文字」（さもんじ）を売りに中山峠を抜ける際に何者かに襲われ、子供を残して殺されてしまいました。母親が殺された辺りにある石から夜な夜な泣き声が聞こえるという噂があったり（小夜の夜泣き石伝説）、それに気付いたお寺のお坊さんが赤子を拾い育てたとか叔母が育てたとか…まぁそのあたりは分からないけど、子供はその後、短刀を奪った者に復讐をするため掛川の研師のもとに弟子入りし手がかりを追う。月日が流れたある時に一人の浪人がその短刀を研ぎに訪れ、この浪人こそ仇に違いないと確信した弟子は見事母親の仇を討った、そうです。で、その話を耳にした掛川城主「山内一豊」は弟子を召しだして家臣とし、短刀も上納させて秘蔵したようです。
それが、短刀「小夜左文字」（さよさもんじ）だそうな。



さてそんな掛川市のすぐお隣にある菊川市には、小夜の名前を銘する『小夜衣』（さよごろも）という地酒があります
造っているのは、酒通には知る人ぞ知る「森本酒造」さん。
森本社長は県内の中でも群を抜く利き酒能力を持ち、静岡県の清酒鑑評会（品質コンテスト）では長年審査員も務めておられるんです。

現在は跡取り息子さんと二人で造られておりますが（数年前まではお一人で造られていた）、お酒の味に定評があるだけじゃなく、ネーミングやラベルが個性的だったりするのも有名だったりするんですよ


というわけで静岡の審神者酒屋だったらこれを紹介したいなと思った次第であります


【小夜衣 特別純米酒 「小夜の山賊」】


…んまぁ、この山賊っていうのが小夜左文字の仇のことなのか…、はたまた、子供だった小夜左文字自らが（研師に弟子入りする前に）山賊となっていたのか…は分からないんですが～、でもまさに小夜左文字にちなんだお酒だと言えるでしょう

ブラックなラベルもまた、復讐に生を見いだした小夜左文字っぽくて
（ちなみに瓶の首に掛けた「大きな笠」っぽいつもりの物は付属していませんｗ）


さてこちらのお酒は静岡県産の酒米『誉富士』というのを使っており、精米歩合は60％。純米酒なので醸造アルコールは使っていなく、米と米こうじのみから造られてます。
日本酒度は+2のほんのり辛口で、酸度は1.5の、旨みと酸味がややある感じ。
食中酒としてオススメで、冷たくしたり、あとぬる燗でも美味しいですよ♪

価格は四合瓶(720ml)で1,338円です。（8％税込）



…えと、史実についてはにわかなので間違いあったらすんませんではありますが～、とうらぶ好きでやんちゃショタ寄りの審神者さん（20歳以上）、ちょっと屈折してる子だけど打撃が強くて良い子なんです、小夜ちゃんのお酒よろしくお願いいたします



※「刀剣乱舞」は、株式会社ニトロプラスの登録商標です。
　　また、紹介のお酒や画像等は刀剣乱舞公式とは一切関係ありません。


ご購入は以下のオンラインショップからでも買えます。また、メール等でも全国通販承りますのでお気軽にご連絡下さいませ
オンラインショップ：【特別純米酒 小夜の山賊 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
フリーダイヤル：0120-11-1926　　FAX：054-285-1926
メール：order@sake-online.com
ツイッター：https://twitter.com/sake_online