<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2019年07月15日 21:38

杉錦を造る杉井社長は誰もが認める県内屈指の凄い醸造家であります。でも社長!精米歩合88%とか酵母無添加はさ・す・が・に・やりすぎですって!! …でも…好きです
というわけで杉錦と言えば、伝統的な「生酛」(きもと)や「山廃」(やまはい)という製法で造ったお酒が全体の8~9割を占めるという…普段からもかなりマニアックで特殊な銘柄だったりもするのですが~、今回はその中でも更に超~変化球で変人レベルのお酒を2つ、思い切って紹介しようと思います
(な、なお杉錦の(名誉の)ためにも最初に書いておきますが~、杉井社長が造る山廃仕込みの純米酒なんかはプラチナ賞を2年連続で受賞してたりするんですよ♪ このお酒な → 【杉錦 山廃純米 天保十三年】)
ではまず1つ目
思い切って米粒を全~然っ削っていない…精米歩合88%のお酒です

【杉錦 生酛純米酒 八十八(やそはち)】
伝統的製法である生もと仕込みの純米酒という時点でもなかなかの変化球なわけですが~、これは、なんと精米歩合が88%なんです(゚д゚)
一般的な純米酒の精米歩合は60%だし純米大吟醸なんて40%くらいとかだから…、え?これ、米粒全然磨いてないじゃん
ウケる~(*≧∀≦)ノ
なお詳しく言うと、麹米に静岡県産の誉富士を使いそれは精米歩合70%で、たくさん使う掛米にはひとめぼれを使いその精米歩合は90%! なので従って平均精米歩合は88%とのことなんです
ウケる~(*≧∀≦)ノ
…なんでも、『明治初期の頃のお酒に近い味わいを目指した酒』とのことです
さてその日本酒度は+17と超超辛口
また酸度も2.1もあり、相変わらずの杉錦クオリティを示しております
アルコール度数は13~14度と低めなのでこの超辛口でも意外と飲みやすくもありますが~、酸味や渋味も強めなのでやっぱりちょっと特殊な楽しさがあったりしますw
なお使用している酵母は協会酵母1101号です。
価格は一升瓶(1.8L)が2,592円で、四合瓶(720ml)は1,296円。(8%税込。ただし一升瓶はお取り寄せとなります)
八十八(やそはち)の文字を1つに合成すると「米」に成るのもポイントですな
さて2つ目です
今度なんて更に思い切ってて~、酵母を使ってないお酒です

【杉錦 菩提酛 純米酒】
日本酒は通常、麹菌と酵母の2つ使用した「並行複発酵」によってお酒が出来るわけですが~、これは、なんと酵母を使っていない(無添加)なんです(゚д゚)
…えと、よく分からないんだけど~、とにかく…ウケる~(*≧∀≦)ノ
この「菩提もと」とは、一合ほどの炊いたご飯と一掴みの麹を布の袋に入れ、その袋を一斗ほどのお水に漬けます。またそのお水の中には掛米用の白米を生のまま入れておきます。数日経つと自然の乳酸菌により水が酸っぱくなり、酵母菌も自然に生えてくる。その水の中に漬けておいた白米を蒸し、麹とその水で酛を立てていく、そうです。
…なんかもう~ウケるほどよく分からないけれども~、ともあれ、「自然や野生の力で醗酵」なわけですね
なおこの菩提もとは『生酛造りの原型』とも言われており、日本酒の醸造の歴史の中ではかなり古くから(室町時代らしいです)使われたきた素朴な製法とのことです
静岡県産の酒米・誉富士を使用し、その精米歩合は70%。甘さ辛さを示す日本酒度は+10なのでかなりの超辛口です。また酸度も1.9と高めではありますが、アルコール度数は13~14度と低めなので案外サラッと飲めます♪
そして使用している酵母はありません、酵母無添加ですw
価格は一升瓶(1.8L)が2,700円で、四合瓶(720ml)は1,350円。(8%税込。ただし一升瓶はお取り寄せとなります)
全国的にみてもこの菩提もとのお酒はほとんど無い、貴重なお酒と味わいですよ
ところでこの2つのお酒のラベル…
お気付きいただけただろうか…

スズメ可愛い(*´∀`)
オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます
→ 【杉錦 生もと純米 八十八 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
→ 【杉錦 菩提もと純米 - 鈴木酒店★オンラインショップ】

というわけで杉錦と言えば、伝統的な「生酛」(きもと)や「山廃」(やまはい)という製法で造ったお酒が全体の8~9割を占めるという…普段からもかなりマニアックで特殊な銘柄だったりもするのですが~、今回はその中でも更に超~変化球で変人レベルのお酒を2つ、思い切って紹介しようと思います

(な、なお杉錦の(名誉の)ためにも最初に書いておきますが~、杉井社長が造る山廃仕込みの純米酒なんかはプラチナ賞を2年連続で受賞してたりするんですよ♪ このお酒な → 【杉錦 山廃純米 天保十三年】)
ではまず1つ目

思い切って米粒を全~然っ削っていない…精米歩合88%のお酒です


【杉錦 生酛純米酒 八十八(やそはち)】
伝統的製法である生もと仕込みの純米酒という時点でもなかなかの変化球なわけですが~、これは、なんと精米歩合が88%なんです(゚д゚)
一般的な純米酒の精米歩合は60%だし純米大吟醸なんて40%くらいとかだから…、え?これ、米粒全然磨いてないじゃん

なお詳しく言うと、麹米に静岡県産の誉富士を使いそれは精米歩合70%で、たくさん使う掛米にはひとめぼれを使いその精米歩合は90%! なので従って平均精米歩合は88%とのことなんです

…なんでも、『明治初期の頃のお酒に近い味わいを目指した酒』とのことです

さてその日本酒度は+17と超超辛口


アルコール度数は13~14度と低めなのでこの超辛口でも意外と飲みやすくもありますが~、酸味や渋味も強めなのでやっぱりちょっと特殊な楽しさがあったりしますw
なお使用している酵母は協会酵母1101号です。
価格は一升瓶(1.8L)が2,592円で、四合瓶(720ml)は1,296円。(8%税込。ただし一升瓶はお取り寄せとなります)
八十八(やそはち)の文字を1つに合成すると「米」に成るのもポイントですな

さて2つ目です

今度なんて更に思い切ってて~、酵母を使ってないお酒です


【杉錦 菩提酛 純米酒】
日本酒は通常、麹菌と酵母の2つ使用した「並行複発酵」によってお酒が出来るわけですが~、これは、なんと酵母を使っていない(無添加)なんです(゚д゚)
…えと、よく分からないんだけど~、とにかく…ウケる~(*≧∀≦)ノ
この「菩提もと」とは、一合ほどの炊いたご飯と一掴みの麹を布の袋に入れ、その袋を一斗ほどのお水に漬けます。またそのお水の中には掛米用の白米を生のまま入れておきます。数日経つと自然の乳酸菌により水が酸っぱくなり、酵母菌も自然に生えてくる。その水の中に漬けておいた白米を蒸し、麹とその水で酛を立てていく、そうです。
…なんかもう~ウケるほどよく分からないけれども~、ともあれ、「自然や野生の力で醗酵」なわけですね

なおこの菩提もとは『生酛造りの原型』とも言われており、日本酒の醸造の歴史の中ではかなり古くから(室町時代らしいです)使われたきた素朴な製法とのことです

静岡県産の酒米・誉富士を使用し、その精米歩合は70%。甘さ辛さを示す日本酒度は+10なのでかなりの超辛口です。また酸度も1.9と高めではありますが、アルコール度数は13~14度と低めなので案外サラッと飲めます♪
そして使用している酵母はありません、酵母無添加ですw
価格は一升瓶(1.8L)が2,700円で、四合瓶(720ml)は1,350円。(8%税込。ただし一升瓶はお取り寄せとなります)
全国的にみてもこの菩提もとのお酒はほとんど無い、貴重なお酒と味わいですよ

ところでこの2つのお酒のラベル…
お気付きいただけただろうか…

スズメ可愛い(*´∀`)
オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます

→ 【杉錦 生もと純米 八十八 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
→ 【杉錦 菩提もと純米 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
記事投稿者: 鈴木酒店 2019年07月15日 21:38
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