<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2022年05月10日 18:43

杉錦の季節限定品のお花ラベル、エドノ~シリーズ♪ 昨年に続き今年の夏も協会28号酵母というリンゴ酸を多く生産する酵母を使い、甘酸っぱくて酸っぱ爽やか味わいです
夏の花、朝顔(アサガオ)がカワユス
花言葉は「はかない恋」とか「愛情」とのことです♪

【杉錦 純米酒 エドノナツザケ】 (写真は昨年の物です)
杉錦のこの「エドノ」シリーズは、『明治初期の日本酒の酸度は4から5あるのが普通で、その前の江戸時代のお酒も同じだったと思われる』という点だったり、『サッカロマイセス・エド』という昔の酵母を使って造った点から、スポット的な季節限定品として2~3年前あたりから登場した新しい杉錦なのです
…ただ、そのサッカロマイセス・エドという酵母は性質が不安定ということから昨年からは日本醸造協会が頒布している『協会28号酵母』という新しめの酵母を使用しています。
また今回も山廃造りや生酛(きもと)造りでもなく、『速醸造り』です
杉錦のお酒はそのほとんどが生酛造りなのですがなんとこれは速醸造りです
(←かなり大切なことなので2回言いました)
とは言え、お酒のスペックを見ると結局杉錦でしたww
今年は富山県産の酒米「五百万石」をメインに77%、残り23%は静岡県産の酒米「誉富士」を使用しています。その精米歩合はやや高めの70%で、日本酒度は杉錦では珍しいやや甘口めなマイナス6で、酸度は2.9もあります。杉錦らしい安定の高さですね
ただこの酸味は生酛造りによるものではなくてこの協会28号酵母というのが「リンゴ酸を多く生産する」という特徴なようで、また更に「醗酵力が弱いので甘めのお酒になりやすい」という点もあるようです。
アルコール度数は14.2度で、一回火入れです。
実際味を利いてみると、なかなか強めな酸味のインパクトがありますが~でも爽快で清々しいです♪ 酸っぱいですがちゃんと甘みも感じれるし、度数を感じないくらい飲みやすいです。後味の酸味も心地良い系
なおお約束のお燗にもしてみたところ、ふっくらとした香りや味も出てきましたが~、やっぱり酸っぱいですねww
価格は一升瓶(1.8L)が2,750円で、四合瓶(720ml)は1,375円。(10%税込)
というわけで、現代風の速醸造りだけど結局は杉錦な夏酒でした
でもこの可愛い朝顔ラベルは今だけ一瞬発売される季節限定品なのでお早くね
オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます
→ 【杉錦 純米酒 エドノナツザケ - 鈴木酒店★オンラインショップ】

夏の花、朝顔(アサガオ)がカワユス

花言葉は「はかない恋」とか「愛情」とのことです♪

【杉錦 純米酒 エドノナツザケ】 (写真は昨年の物です)
杉錦のこの「エドノ」シリーズは、『明治初期の日本酒の酸度は4から5あるのが普通で、その前の江戸時代のお酒も同じだったと思われる』という点だったり、『サッカロマイセス・エド』という昔の酵母を使って造った点から、スポット的な季節限定品として2~3年前あたりから登場した新しい杉錦なのです

…ただ、そのサッカロマイセス・エドという酵母は性質が不安定ということから昨年からは日本醸造協会が頒布している『協会28号酵母』という新しめの酵母を使用しています。
また今回も山廃造りや生酛(きもと)造りでもなく、『速醸造り』です


とは言え、お酒のスペックを見ると結局杉錦でしたww
今年は富山県産の酒米「五百万石」をメインに77%、残り23%は静岡県産の酒米「誉富士」を使用しています。その精米歩合はやや高めの70%で、日本酒度は杉錦では珍しいやや甘口めなマイナス6で、酸度は2.9もあります。杉錦らしい安定の高さですね

ただこの酸味は生酛造りによるものではなくてこの協会28号酵母というのが「リンゴ酸を多く生産する」という特徴なようで、また更に「醗酵力が弱いので甘めのお酒になりやすい」という点もあるようです。
アルコール度数は14.2度で、一回火入れです。
実際味を利いてみると、なかなか強めな酸味のインパクトがありますが~でも爽快で清々しいです♪ 酸っぱいですがちゃんと甘みも感じれるし、度数を感じないくらい飲みやすいです。後味の酸味も心地良い系

なおお約束のお燗にもしてみたところ、ふっくらとした香りや味も出てきましたが~、やっぱり酸っぱいですねww
価格は一升瓶(1.8L)が2,750円で、四合瓶(720ml)は1,375円。(10%税込)
というわけで、現代風の速醸造りだけど結局は杉錦な夏酒でした

でもこの可愛い朝顔ラベルは今だけ一瞬発売される季節限定品なのでお早くね

オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます

→ 【杉錦 純米酒 エドノナツザケ - 鈴木酒店★オンラインショップ】
記事投稿者: 鈴木酒店 2022年05月10日 18:43
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