3月頃にも発売しましたがそれは火入れをした通常版でした。しかし今回のは生のまま半年間酒蔵で低温で寝かせ、味が乗ってきた今発売になった超限定品になります



【臥龍梅 純米大吟醸 短稈渡船 袋吊り斗壜囲い 生原酒】

呪文のように長い名前が中二病っぽくて美味しそうです


「短稈渡船」と書いて「たんかんわたりぶね」って読むこれはお米の名前です

このお米は、酒米の王様として知られている「山田錦」（やまだにしき）の、実は父にあたる酒米でして、滋賀県にわずかに残されていた種もみを数年がかりで増やしてもらいそれを使っている、とっても貴重なものなんですわ
（酒米については簡単な図も作ってあるのでこちら参照です　→　【酒造好適米の系譜図、まとめてみた】）

なおこの短稈渡船は静岡県ではこの臥龍梅の酒蔵でしか取り扱えれません
県外の酒蔵ではちらほらと出てきてますが～、元祖の本命はこの臥龍梅なのです


そしてそれを惜しげなく精米歩合50％の純米大吟醸という高スペックだし、更に搾り方が、醗酵を終えた醪（もろみ）を入れた酒袋を空中に吊してそこから自然に浸透して出てきてポタポタと落ちてきたお酒を斗瓶という小さな瓶で受けてひとつひとつを丁寧に貯蔵管理されたという…、とにかくめちゃくちゃ手間暇とコストが掛かっているというもの

それを火入れをしないで生のままなのでとにかくヤバい内容なんです
なお日本酒度は+6、酸度は1.5、アルコール度数は16～17度。


価格は一升瓶(1.8L)は5,184円で、四合瓶(720ml)は2,592円です。カートン（箱）も付いています。（8％税込。なお一升瓶はお取り寄せとなります）


幻のお米にして特別な丁寧に搾った生原酒。…貴重過ぎてこの臥龍梅ヤバいです


オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます
→　【臥龍梅 純米大吟醸 短稈渡船 袋吊り斗壜囲い生原酒 - 鈴木酒店★オンラインショップ】