今年もﾃﾍﾍﾟﾛしてる英君の望月社長が思い浮かぶ、思わず二度見しちゃう衝撃作が発売解禁となりました！ あの愛山を山廃にしちゃう英君マジどうかしてますｗ



【英君 純米 愛山ノ山廃】

詳しくは後述いたしますが、あの幻のお米と言われている酒米「愛山」をなんと「山廃仕込み」で造り、そして約半年間酒蔵でじ～っくり丁寧に貯蔵・熟成させ、味がちょうど良い衝撃具合になってから送り出される英君酒造さんの秘密兵器です

なんらかんらで今年で6年目
今まで毎年、事前の予約なんかもたくさん頂戴してたりもして酒通の間では思わずザワついてしまう数量限定品なのです



ではここで改めておさらいをしましょう

この『山廃』（やまはい）ですが、英君酒造では6年前に初めて実施した造り方。
伝統的な酒造りの製法の一つで、醸造技術の向上により今では簡略してスピーディーに仕込みを行う製法に対して、時間と手間と…そして、『酒蔵の中に居る自然の乳酸菌を取り入れて造る』といったものです。その造りを「生酛（きもと）造り」と言いますが、山廃はその工程の中から「山卸し」という作業を省いたものになります。山卸しの作業を廃止した、なので「山卸し廃止酛」、で「山廃」です
酸味が効いて野性味あふれて力強い感じのお酒ができたりします。

そして、幻と言われる貴重なお米の『愛山』（あいやま）。
この愛山はお酒用のお米「酒米」（さかまい）のことで、有名な「山田錦」や「雄町」が先祖にあり、稲穂が倒れやすくて栽培しにくく農家泣かせだったり、米自体も溶けやすくて杜氏泣かせだったりします。そして、かの剣菱酒造さんが長い間独占して契約栽培していたりと、まぁいろいろと曰くのある酒米であり、貴重で大変高価な「幻の酒米」なんて言われたりもしています
酒米の詳しい系譜図はこちら　→　【酒造好適米の系譜図、まとめてみた】


そんな貴重な愛山（兵庫県産）を100％使用し、精米歩合は65％という純米酒。日本酒度は＋5.5、酸度は1.2、アルコール度数は15度、使用酵母は静岡NEW-5、というスペックになります。今年のはちょっと辛口めかもですね。

価格は一升瓶(1.8L)が3,245円で、四合瓶(720ml)が1,760円です。 （10％税込）


繰り返しますがこれは普通の純米酒ではありません。
愛山を使って山廃で造った、かなりファンタジックで楽しい純米酒です


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→　【英君 愛山ノ山廃 - 鈴木酒店★オンラインショップ】