<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2023年04月21日 20:44

今週水曜日と先週、二回に分けて開催した当店での飲み比べ会、昨年で最後かなと思われた『三人の杜氏の飲み比べ』というのが今回もギリギリなんとか開催できたんです
さすがにもうこの飲み比べはできないだろうな…
杜氏交替前と後の~、『正雪を造った杜氏三名の飲み比べ』です

【裏鈴木酒店:正雪の会】
コロナ禍になってからは前半戦と後半戦の二週(二回)に分け参加人数も半分くらいに変更して開催している当店のこの飲み比べ会。
ちょうど一年前にもこの正雪の会っていうのをやってて、その時こそ、コロナ禍で2年くらいは休止してたり不規則な開催だったので一年前のその時は「2年や3年前の正雪のお酒ばかり」だったんですよねw
ほんとその時のラインナップはそれはそれでとても貴重なものだった♪ これです → 【裏鈴木酒店:三人の正雪杜氏を飲み比べ!】
でも今回もなんと開催できた
前杜氏のお酒は1本ずつなんだけども~、ともあれ今回も貴重な会となった次第です
で、今回の正雪は18種類
右のラインナップ画像をクリックすると拡大するけれども、メインとなるのは現在の正雪の造り手(つまり杜氏(とうじ))の榮田杜氏によるものでそれが16種類、前杜氏の崎村杜氏によるものが1種類、そして前々杜氏の山影杜氏によるものが1種類となってます
当店のブログでも何度もアナウンスしてきましたが、平成28酒造年度:H28BYまでの正雪は、正雪の味を35年間造り続けてきた大ベテランの山影純悦(やまかげじゅんえつ)杜氏によるもので、翌年平成29酒造年度:H29BYの正雪はその山影杜氏のもとで10年以上修行されていた若手の崎村勉(さきむらつとむ)杜氏で、そして平成30酒造年度:H30BYから正雪を造っているのは榮田秀孝(えいだひでたか)杜氏、となってます
いわずもがな、山影杜氏や崎村杜氏が造った正雪は基本的にはもう手に入れることはできなく…飲むこともほぼできないと思ったほうがいいでしょう
その貴重さを知ってか、今回の会(特に後半戦)は参加者募集したらほぼ一瞬で席が埋まってしまいました!
水曜日開催ということで飲食店の店主大集合な感じでしたしねw
そんな皆さんがどう感じたかはそれぞれの胸の内かもですが~、そもそも日本酒の醸造は同じ人が同じスペックの内容で造っても造る度に味が微妙に変わってしまうような本当に難しいものだと思います。そこを「同じ味わいに持っていく」「狙った計画の味に仕上げる」というあたりが造り手の技術であり経験がものを言うのかもで本当に大変な職人仕事かと思います。
ともあれ、三名の杜氏のそれぞれの正雪は~やっぱりそれぞれ味わいの方向性とかが異なってましたね。
現在の榮田杜氏による正雪は『酸度が低めで、サラッと淡麗辛口が主体の味わい』だと思います。もちろん、使っている米などによって味わいも変わってきますのでいろんなタイプの味わいがある。
それもこれも、こ~やって飲み比べをしてみるとよ~く分かります
やっぱ飲み比べは楽しいなと
というわけ三名の正雪杜氏の飲み比べ、さすがに今回で最後
平日ながらも今回ご参加下さった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m

さすがにもうこの飲み比べはできないだろうな…

杜氏交替前と後の~、『正雪を造った杜氏三名の飲み比べ』です


【裏鈴木酒店:正雪の会】
コロナ禍になってからは前半戦と後半戦の二週(二回)に分け参加人数も半分くらいに変更して開催している当店のこの飲み比べ会。
ちょうど一年前にもこの正雪の会っていうのをやってて、その時こそ、コロナ禍で2年くらいは休止してたり不規則な開催だったので一年前のその時は「2年や3年前の正雪のお酒ばかり」だったんですよねw
ほんとその時のラインナップはそれはそれでとても貴重なものだった♪ これです → 【裏鈴木酒店:三人の正雪杜氏を飲み比べ!】
でも今回もなんと開催できた

前杜氏のお酒は1本ずつなんだけども~、ともあれ今回も貴重な会となった次第です



右のラインナップ画像をクリックすると拡大するけれども、メインとなるのは現在の正雪の造り手(つまり杜氏(とうじ))の榮田杜氏によるものでそれが16種類、前杜氏の崎村杜氏によるものが1種類、そして前々杜氏の山影杜氏によるものが1種類となってます

当店のブログでも何度もアナウンスしてきましたが、平成28酒造年度:H28BYまでの正雪は、正雪の味を35年間造り続けてきた大ベテランの山影純悦(やまかげじゅんえつ)杜氏によるもので、翌年平成29酒造年度:H29BYの正雪はその山影杜氏のもとで10年以上修行されていた若手の崎村勉(さきむらつとむ)杜氏で、そして平成30酒造年度:H30BYから正雪を造っているのは榮田秀孝(えいだひでたか)杜氏、となってます

いわずもがな、山影杜氏や崎村杜氏が造った正雪は基本的にはもう手に入れることはできなく…飲むこともほぼできないと思ったほうがいいでしょう

その貴重さを知ってか、今回の会(特に後半戦)は参加者募集したらほぼ一瞬で席が埋まってしまいました!
水曜日開催ということで飲食店の店主大集合な感じでしたしねw
そんな皆さんがどう感じたかはそれぞれの胸の内かもですが~、そもそも日本酒の醸造は同じ人が同じスペックの内容で造っても造る度に味が微妙に変わってしまうような本当に難しいものだと思います。そこを「同じ味わいに持っていく」「狙った計画の味に仕上げる」というあたりが造り手の技術であり経験がものを言うのかもで本当に大変な職人仕事かと思います。
ともあれ、三名の杜氏のそれぞれの正雪は~やっぱりそれぞれ味わいの方向性とかが異なってましたね。
現在の榮田杜氏による正雪は『酸度が低めで、サラッと淡麗辛口が主体の味わい』だと思います。もちろん、使っている米などによって味わいも変わってきますのでいろんなタイプの味わいがある。
それもこれも、こ~やって飲み比べをしてみるとよ~く分かります


というわけ三名の正雪杜氏の飲み比べ、さすがに今回で最後

平日ながらも今回ご参加下さった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
記事投稿者: 鈴木酒店 2023年04月21日 20:44
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