<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2011年11月29日 19:08


東日本大震災で地域住民らを守るため津波の犠牲になった消防士・消防団員らをはじめ、全国の災害・火災現場での殉職者に対し、皇后さまと共に冥福を祈りました。
…なんでも、医師は『今月いっぱいの療養』をすすめていたが、宮内庁によると『大震災の殉職者の冥福を祈りたい』という天皇陛下の強い気持ちがあり、この参列が決まったとのことです。
ニュース動画はこちら → 【天皇陛下、殉職消防士ら慰霊祭に出席】
私も消防団の一員として、天皇陛下のこのお気持ち、「感謝」なんて言うのも変かもだけど、とてもありがたいことだなと感じました。
『消防団』というのは本職の消防士とは若干異なり、自分達地域の安全や住民の安心を守りたいという気持ちによって成り立っているボランティア組織です。
確かに『消防団』という団体であり、火災発生時の消火活動はもちろんのこと、消火訓練・火災予防運動の宣伝・器具の点検・出初め式等、ある程度の活動はありますが、でも決して特別な人達がやっている、というわけではないのです。みんな、普通に昼間仕事があるサラリーマンや自営業者ばかりです。
…それと、皆さんは知っていますか? 実際に火災や災害が発生した時、本職の消防士や救急車というのはその現場にすぐ来れないことも多いんです。特に東日本大震災のような、交通網やライフラインに甚大なダメージが出るクラスの災害の場合は…。
そういう時、地元に密着し、自分達地域の事を熟知している消防団というのがとても大切な存在になってくるのです。そう思います。
実際、震災後のニュース等ではそういった消防団の活動や活躍を耳にした方も多いのではないでしょうか。また震災後は、若者が消防団へ入団希望するケースが増加したそうです。
→ 【被災地の消防団に若い入団者が増加:毎日新聞】
消防団というのは必ず皆さんの地域にあります。女性消防団もあります。
次の被災地はここ静岡になるかもしれません…。
『地域を守りたい気持ち』や『なにかやらなきゃな』という想い等ありましたら、どうぞ、地元の消防団を訪ねてみて下さい。親切にいろいろ教えてくれると思います


…中には違う日に行っている町内もあり、私が住んでる豊原町も先週日曜日に行いました。この日は静岡市の職員さんが来て、『わが家の地震対策』という出前講座を行っていただきました。
また4日の日曜日も私は、曲金(理研の北門付近で実施予定)の防災訓練に消防団として出席する予定です。
皆さんもぜひ地元の防災訓練に出席してみて下さい。
災害時は、地域の…、横の繋がりやこういった防災訓練がとても大切だと思いますから。
ちなみに私は『静岡市消防団 第三方面隊 第八分団』所属です。分団員、随時募集しています。詳しくはこちら → 【消防団、第八分団です】
記事投稿者: 鈴木酒店 2011年11月29日 19:08
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