<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2018年12月15日 19:30
水曜日の夜、正雪ファンには目が離せないような注目な飲み比べ会を当店の座敷部屋で行いました。2年連続で杜氏が交替となった正雪、つまり3人の杜氏による正雪の飲み比べです
【裏鈴木酒店:正雪の会】
今回揃えた正雪は種類的には17種類でありますが、そう、冒頭でも書いたように、年によって正雪の造り手(つまり「杜氏(とうじ)」)が異なっているのです
昨年までの正雪(平成28酒造年度:H28BY)は正雪を35年間造り続けてきた大ベテランの山影純悦(やまかげじゅんえつ)杜氏、今年正雪を造っていた(平成29酒造年度:H29BY)のはその山影杜氏のもとで10年以上修行されていた若手の崎村勉(さきむらつとむ)杜氏、そしてまさに今、今年の秋過ぎから正雪(平成30酒造年度:H30BY)を造り始めた榮田秀孝(えいだひでたか)杜氏、となります。
大ベテランの退職による世代交代。
どの酒蔵にも訪れるかもしれない、重要で注目な節目の時というわけです
右のラインナップ画像をクリックすると拡大するけれど、メインは今年の(29BYの)崎村杜氏が造った正雪であり、新しい榮田杜氏による正雪は入荷してきたばかりの『純米しぼりたて生酒』だけとなります。山影杜氏の正雪は3種類かな。
なのでお酒の種類も製造年月も異なりますのでちゃんとした飲み比べてができているとは一概には言えませんが~、傾向というか雰囲気というか…、そういうのはなんとなく分かるわけですw
しかもこの会に集まってくれた方々は私が知る限りでも正雪フリークな方々ばかりであり、また味に敏感な女性が半数以上でしたね。正雪のお酒は女性にファンが多いですもんね
そんな皆さんがどう感じたかはそれぞれの胸の内かもですが…、そもそも日本酒の醸造は、同じ人が造ってもきっと造る度に味が変わってしまうような本当に難しいものだと思います。なにせ、目に見えない細菌達が醸しているわけですしねw
そこを『同じ味わいに持っていく』『狙った味わいに持っていく』というあたりが造り手の技術であり経験がものを言うのかもですが…、奈良県の「春鹿」の蔵から異動となった南部杜氏集団のひとり、榮田杜氏は正雪の蔵での酒造りは初であり、また取り扱いが難しいとされる静岡酵母を使うのも初めてということで…きっと大変なご苦労もされていることと思われます。
なお、榮田杜氏が最初に仕込んで最初に出荷された第一号となる正雪、純米しぼりたて生酒はまだ当店に在庫ございます。詳しくはこちらです → 【【重要】再び新体制でスタートした新生正雪について】
ちなみにこの会の時に来て下さったこちら←の好青年な方も、今年の10月から正雪の蔵・神沢川酒造場に入った雨宮(あめみや)涼太さんです。雨宮さんは三重県の「瀧自慢」の蔵で8年ほど酒造りに就いていたという、なにげにベテランであります♪
雨宮さんにとっても、実はこんなにたくさんの正雪の飲み比べは初めてだったようで、とても良い経験になったとのことで良かったです
新体制となった新生正雪。
今までの正雪の味を再現していく方向なのか、それとも、今の体制での新しい正雪を見せていく方向なのか…、そのあたりは蔵元のみぞ知るかもですが~、願わくば、女性に親しまれる感じの優しい味わいが良いなぁって思ったりするところであります
ともあれ、山田錦・雄町・山田穂・愛山・誉富士・五百万石・吟ぎんがなど、多彩なお米を使った新生正雪、とても楽しみであります
そして崎村杜氏、美味しい正雪をありがとうございましたm(_ _)m
最後に、今年新登場したプレミアムシリーズ5種類を並べてみた写真をば
【裏鈴木酒店:正雪の会】
今回揃えた正雪は種類的には17種類でありますが、そう、冒頭でも書いたように、年によって正雪の造り手(つまり「杜氏(とうじ)」)が異なっているのです
昨年までの正雪(平成28酒造年度:H28BY)は正雪を35年間造り続けてきた大ベテランの山影純悦(やまかげじゅんえつ)杜氏、今年正雪を造っていた(平成29酒造年度:H29BY)のはその山影杜氏のもとで10年以上修行されていた若手の崎村勉(さきむらつとむ)杜氏、そしてまさに今、今年の秋過ぎから正雪(平成30酒造年度:H30BY)を造り始めた榮田秀孝(えいだひでたか)杜氏、となります。
大ベテランの退職による世代交代。
どの酒蔵にも訪れるかもしれない、重要で注目な節目の時というわけです
右のラインナップ画像をクリックすると拡大するけれど、メインは今年の(29BYの)崎村杜氏が造った正雪であり、新しい榮田杜氏による正雪は入荷してきたばかりの『純米しぼりたて生酒』だけとなります。山影杜氏の正雪は3種類かな。
なのでお酒の種類も製造年月も異なりますのでちゃんとした飲み比べてができているとは一概には言えませんが~、傾向というか雰囲気というか…、そういうのはなんとなく分かるわけですw
しかもこの会に集まってくれた方々は私が知る限りでも正雪フリークな方々ばかりであり、また味に敏感な女性が半数以上でしたね。正雪のお酒は女性にファンが多いですもんね
そんな皆さんがどう感じたかはそれぞれの胸の内かもですが…、そもそも日本酒の醸造は、同じ人が造ってもきっと造る度に味が変わってしまうような本当に難しいものだと思います。なにせ、目に見えない細菌達が醸しているわけですしねw
そこを『同じ味わいに持っていく』『狙った味わいに持っていく』というあたりが造り手の技術であり経験がものを言うのかもですが…、奈良県の「春鹿」の蔵から異動となった南部杜氏集団のひとり、榮田杜氏は正雪の蔵での酒造りは初であり、また取り扱いが難しいとされる静岡酵母を使うのも初めてということで…きっと大変なご苦労もされていることと思われます。
なお、榮田杜氏が最初に仕込んで最初に出荷された第一号となる正雪、純米しぼりたて生酒はまだ当店に在庫ございます。詳しくはこちらです → 【【重要】再び新体制でスタートした新生正雪について】
ちなみにこの会の時に来て下さったこちら←の好青年な方も、今年の10月から正雪の蔵・神沢川酒造場に入った雨宮(あめみや)涼太さんです。雨宮さんは三重県の「瀧自慢」の蔵で8年ほど酒造りに就いていたという、なにげにベテランであります♪
雨宮さんにとっても、実はこんなにたくさんの正雪の飲み比べは初めてだったようで、とても良い経験になったとのことで良かったです
新体制となった新生正雪。
今までの正雪の味を再現していく方向なのか、それとも、今の体制での新しい正雪を見せていく方向なのか…、そのあたりは蔵元のみぞ知るかもですが~、願わくば、女性に親しまれる感じの優しい味わいが良いなぁって思ったりするところであります
ともあれ、山田錦・雄町・山田穂・愛山・誉富士・五百万石・吟ぎんがなど、多彩なお米を使った新生正雪、とても楽しみであります
そして崎村杜氏、美味しい正雪をありがとうございましたm(_ _)m
最後に、今年新登場したプレミアムシリーズ5種類を並べてみた写真をば
記事投稿者: 鈴木酒店 2018年12月15日 19:30
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