<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2023年10月21日 21:17

料理をより美味しくする魔法のみりんである、杉井酒造さんの飛鳥山。その濃いところだけを10年から15年間熟成させたヤツの封印が解かれました! とんでもない古酒味醂の入荷です
普通に考えても極わずかしかない超限定商品でもあるわけですが~、正直これ…売れるのかどうかもよく分からない商品でもありますw
…って、実は5年前にもちょこっとだけ発売されたんだよね!
その時は思いもよらずに瞬殺で完売だったような気がします

【純米古酒味醂 飛鳥山】 (あすかやま)
これの元となっている「飛鳥山」については詳しくは以下のリンク先参照ではありますが~、静岡県内で唯一造られているみりんというのが藤枝市の杉井酒造さんの飛鳥山みりん
本来の伝統的製法を元にして製造されている高級みりんで、使っているお米も焼酎も全て静岡県産。手間暇を掛けまくっている、まさに『造り酒屋の本みりん』なのです
詳しくはこちら → 【【販売開始】杉錦の純米本みりん 飛鳥山】
で
その飛鳥山を造る工程の中で、醪(もろみ)を搾ってみりんが出来、残った粕がみりん粕なわけですが~、搾ったみりん自体、機械を使った搾りではなくて酒袋と槽(ふね)という物で搾っており、この酒袋ですと目が粗く、一定量のオリがみりんの中に入ってしまいます。なのでこのオリは沈殿させ、上澄みが通常の飛鳥山として1年以上の貯蔵ののちに出荷されているのですが~、じゃあこの上澄みじゃない、オリが混ざった下の部分ね、これをまた貯蔵して再度分離した上澄みをですね毎年毎年貯蔵しておいて気が付いたら10年から15年経った物をブレンドした物というのが~これになるとのことです
また今回のは、味醂ベースのリキュールである『やなぎかげ』を造るために製造した「白麹を使った味醂」というのを25%ほぼブレンドしているとのこと。なのでこれの酸味が味わいのコクを深めているとの情報もあります
ともあれ10年から15年のブレンド、なので平均13年の超長期熟成古酒みりん
なんかもう…、気が遠くなる歳月と濃縮と熟成って感じですよね(^^;

お約束ですがこれも飲めますw
日本酒の古酒に通じるものがあり、香りはやっぱ古酒独特のラムレーズンやメイプルシロップのような深い香りがし、みりんの甘味と熟成による苦味でビターチョコのような味わいがあります。なので通常の飛鳥山よりも甘味は抑えられててまろやかで飲みやすい?と言えばそうかもですが~(アルコール度数も14度有る)、がぶ飲みは厳しいかと思います
料理に使うと更に深みが出るのかもしれませんね(私ではもはや分からない領域w)
飛鳥山しかり、これもバニラアイスに掛けると更にカラメルのようになって良い感じ、です
ちなみに日本酒度で言うと、マイナス190ほど。桁違い!!笑
というわけであの飛鳥山みりんのおりがらみの濃い部分を継ぎ足し継ぎ足し10数年、酒蔵でじっくり熟成されていた…魔法のみりんならぬ、『封印が解かれし古代魔法のみりん』とも言える、お米の甘味がめちゃめちゃ蓄積されているとんでもないみりんです
超貴重なのは充分分かるけど、こいつをどう使うかはちょっと考えちゃうやつなのでご購入にはお覚悟を!笑
500mlのスリム瓶で2,860円です。(10%税込)
透明な色の瓶なのですが味醂はかなり濃い褐色です。
オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます
→ 【超長期熟成 純米古酒味醂 飛鳥山 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
なお、これも貴重。幻の食材とも言われている、みりんの搾り粕の「みりん粕」。通称、こぼれ梅。これも当店で継続して販売しておりますのでご興味ある方はこちら → 【幻の食材!美味しいみりんの搾り粕の「こぼれ梅」】

普通に考えても極わずかしかない超限定商品でもあるわけですが~、正直これ…売れるのかどうかもよく分からない商品でもありますw
…って、実は5年前にもちょこっとだけ発売されたんだよね!
その時は思いもよらずに瞬殺で完売だったような気がします


【純米古酒味醂 飛鳥山】 (あすかやま)
これの元となっている「飛鳥山」については詳しくは以下のリンク先参照ではありますが~、静岡県内で唯一造られているみりんというのが藤枝市の杉井酒造さんの飛鳥山みりん

本来の伝統的製法を元にして製造されている高級みりんで、使っているお米も焼酎も全て静岡県産。手間暇を掛けまくっている、まさに『造り酒屋の本みりん』なのです

詳しくはこちら → 【【販売開始】杉錦の純米本みりん 飛鳥山】
で

その飛鳥山を造る工程の中で、醪(もろみ)を搾ってみりんが出来、残った粕がみりん粕なわけですが~、搾ったみりん自体、機械を使った搾りではなくて酒袋と槽(ふね)という物で搾っており、この酒袋ですと目が粗く、一定量のオリがみりんの中に入ってしまいます。なのでこのオリは沈殿させ、上澄みが通常の飛鳥山として1年以上の貯蔵ののちに出荷されているのですが~、じゃあこの上澄みじゃない、オリが混ざった下の部分ね、これをまた貯蔵して再度分離した上澄みをですね毎年毎年貯蔵しておいて気が付いたら10年から15年経った物をブレンドした物というのが~これになるとのことです

また今回のは、味醂ベースのリキュールである『やなぎかげ』を造るために製造した「白麹を使った味醂」というのを25%ほぼブレンドしているとのこと。なのでこれの酸味が味わいのコクを深めているとの情報もあります

ともあれ10年から15年のブレンド、なので平均13年の超長期熟成古酒みりん

なんかもう…、気が遠くなる歳月と濃縮と熟成って感じですよね(^^;

お約束ですがこれも飲めますw
日本酒の古酒に通じるものがあり、香りはやっぱ古酒独特のラムレーズンやメイプルシロップのような深い香りがし、みりんの甘味と熟成による苦味でビターチョコのような味わいがあります。なので通常の飛鳥山よりも甘味は抑えられててまろやかで飲みやすい?と言えばそうかもですが~(アルコール度数も14度有る)、がぶ飲みは厳しいかと思います

料理に使うと更に深みが出るのかもしれませんね(私ではもはや分からない領域w)
飛鳥山しかり、これもバニラアイスに掛けると更にカラメルのようになって良い感じ、です

ちなみに日本酒度で言うと、マイナス190ほど。桁違い!!笑
というわけであの飛鳥山みりんのおりがらみの濃い部分を継ぎ足し継ぎ足し10数年、酒蔵でじっくり熟成されていた…魔法のみりんならぬ、『封印が解かれし古代魔法のみりん』とも言える、お米の甘味がめちゃめちゃ蓄積されているとんでもないみりんです

超貴重なのは充分分かるけど、こいつをどう使うかはちょっと考えちゃうやつなのでご購入にはお覚悟を!笑
500mlのスリム瓶で2,860円です。(10%税込)
透明な色の瓶なのですが味醂はかなり濃い褐色です。
オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます

→ 【超長期熟成 純米古酒味醂 飛鳥山 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
なお、これも貴重。幻の食材とも言われている、みりんの搾り粕の「みりん粕」。通称、こぼれ梅。これも当店で継続して販売しておりますのでご興味ある方はこちら → 【幻の食材!美味しいみりんの搾り粕の「こぼれ梅」】
記事投稿者: 鈴木酒店 2023年10月21日 21:17
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