<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2024年10月11日 18:12

料理をより美味しくする魔法のみりんである、杉井酒造さんの飛鳥山。その濃いところとかを集めて10年間熟成させたヤツの封印が解かれました! とんでもない古酒味醂の入荷です
普通に考えても極わずかしかない超限定商品でもあるわけですが~、正直ちょっとお値段高めだし、使い方難しいかもなので売れるかどうかよく分からない商品でもありますw
…ただ、発売される度に当店も仕入れるですが、その都度結構すぐに完売してくれるんだよねw

【純米古酒味醂 飛鳥山】 (あすかやま)
これの元となっている『飛鳥山みりん』については詳しくは以下のリンク先参照ではありますが~、静岡県内で唯一造られているみりんというのが藤枝市の杉井酒造さんの飛鳥山みりんです
本来の伝統的製法を元にして製造されている高級みりんでして、使っているお米も焼酎も全て静岡県産。手間暇を掛けまくっている、まさに『造り酒屋の本みりん』なのです
詳しくはこちら → 【純米本みりん 飛鳥山 500ml】
で
その飛鳥山を造る工程の中で、醪(もろみ)を搾ってみりんが出来、残った粕がみりん粕なわけですが~、搾ったみりん自体、機械を使った搾りではなくて酒袋と槽(ふね)という物で搾っており、この酒袋ですと目が粗く、一定量のオリがみりんの中に入ってしまいます。なのでこのオリは沈殿させ、上澄み部分が通常の飛鳥山として1年以上の貯蔵ののちに出荷されるのですが、じゃあこの上澄みじゃないオリが混ざった下の部分ね、量にすると5%ほどだけのをまた貯蔵しつつ5年かけて集めていきます。それを再度分離した上澄み部分を~10年熟成させたわけなのです
更にそこに、味醂ベースのリキュールである『やなぎかげ』を造るために製造した「15年熟成の白麹を使った味醂」というのを25%ほどブレンドしているとのこと。
甘味だけじゃなく、白麹の酸味が味わいのコクを深めているとのことであります
ともあれ10年とか15年とか、とんでもない超長期熟成古酒みりん
なんかもう、すっごい濃縮と熟成!って感じですよね(^^;

お約束ですがこれも飲めますw
日本酒の古酒に通じるものがあり、香りはやっぱ古酒独特のラムレーズンやメイプルシロップのような深い香りがし、みりんの甘味と熟成による苦味でビターチョコのような味わいがあります。なので通常の飛鳥山よりも甘味は抑えられててまろやかで飲みやすい?と言えばそうかもですが~(アルコール度数も14度有る)、がぶ飲みは厳しいかと思います
料理に使うと更に深みが出るのかもしれませんね(私ではもはや分からない領域w)
飛鳥山しかり、これもバニラアイスに掛けると更にカラメルのようになって良い感じです
ちなみに日本酒度で言うと、マイナス190ほど。桁違い!!笑
というわけであの飛鳥山みりんのおりがらみの濃い部分を継ぎ足し継ぎ足し~そしてじっくりと熟成された、魔法のみりんならぬ、『封印が解かれし古代魔法のみりん』とも言える、お米の甘味がめちゃめちゃ蓄積されているとんでもないみりんです
超貴重なのは充分分かるけど、こいつをどう使うかはちょっと考えちゃうやつなのでご購入にはお覚悟を!笑
500mlのスリム瓶で2,860円です。(10%税込)
透明な色の瓶なのですが味醂はかなり濃い褐色です。
オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます
→ 【超長期熟成 純米古酒味醂 飛鳥山 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
なお、これも貴重。幻の食材とも言われている、みりんの搾り粕の「みりん粕」。通称、こぼれ梅。これも当店で継続して販売しておりますのでご興味ある方はこちら → 【幻の食材!美味しいみりんの搾り粕の「こぼれ梅」】

普通に考えても極わずかしかない超限定商品でもあるわけですが~、正直ちょっとお値段高めだし、使い方難しいかもなので売れるかどうかよく分からない商品でもありますw
…ただ、発売される度に当店も仕入れるですが、その都度結構すぐに完売してくれるんだよねw

【純米古酒味醂 飛鳥山】 (あすかやま)
これの元となっている『飛鳥山みりん』については詳しくは以下のリンク先参照ではありますが~、静岡県内で唯一造られているみりんというのが藤枝市の杉井酒造さんの飛鳥山みりんです

本来の伝統的製法を元にして製造されている高級みりんでして、使っているお米も焼酎も全て静岡県産。手間暇を掛けまくっている、まさに『造り酒屋の本みりん』なのです

詳しくはこちら → 【純米本みりん 飛鳥山 500ml】
で

その飛鳥山を造る工程の中で、醪(もろみ)を搾ってみりんが出来、残った粕がみりん粕なわけですが~、搾ったみりん自体、機械を使った搾りではなくて酒袋と槽(ふね)という物で搾っており、この酒袋ですと目が粗く、一定量のオリがみりんの中に入ってしまいます。なのでこのオリは沈殿させ、上澄み部分が通常の飛鳥山として1年以上の貯蔵ののちに出荷されるのですが、じゃあこの上澄みじゃないオリが混ざった下の部分ね、量にすると5%ほどだけのをまた貯蔵しつつ5年かけて集めていきます。それを再度分離した上澄み部分を~10年熟成させたわけなのです

更にそこに、味醂ベースのリキュールである『やなぎかげ』を造るために製造した「15年熟成の白麹を使った味醂」というのを25%ほどブレンドしているとのこと。
甘味だけじゃなく、白麹の酸味が味わいのコクを深めているとのことであります

ともあれ10年とか15年とか、とんでもない超長期熟成古酒みりん

なんかもう、すっごい濃縮と熟成!って感じですよね(^^;

お約束ですがこれも飲めますw
日本酒の古酒に通じるものがあり、香りはやっぱ古酒独特のラムレーズンやメイプルシロップのような深い香りがし、みりんの甘味と熟成による苦味でビターチョコのような味わいがあります。なので通常の飛鳥山よりも甘味は抑えられててまろやかで飲みやすい?と言えばそうかもですが~(アルコール度数も14度有る)、がぶ飲みは厳しいかと思います

料理に使うと更に深みが出るのかもしれませんね(私ではもはや分からない領域w)
飛鳥山しかり、これもバニラアイスに掛けると更にカラメルのようになって良い感じです

ちなみに日本酒度で言うと、マイナス190ほど。桁違い!!笑
というわけであの飛鳥山みりんのおりがらみの濃い部分を継ぎ足し継ぎ足し~そしてじっくりと熟成された、魔法のみりんならぬ、『封印が解かれし古代魔法のみりん』とも言える、お米の甘味がめちゃめちゃ蓄積されているとんでもないみりんです

超貴重なのは充分分かるけど、こいつをどう使うかはちょっと考えちゃうやつなのでご購入にはお覚悟を!笑
500mlのスリム瓶で2,860円です。(10%税込)
透明な色の瓶なのですが味醂はかなり濃い褐色です。
オンラインショップの以下ページからでも通販購入いただけます

→ 【超長期熟成 純米古酒味醂 飛鳥山 - 鈴木酒店★オンラインショップ】
なお、これも貴重。幻の食材とも言われている、みりんの搾り粕の「みりん粕」。通称、こぼれ梅。これも当店で継続して販売しておりますのでご興味ある方はこちら → 【幻の食材!美味しいみりんの搾り粕の「こぼれ梅」】
記事投稿者: 鈴木酒店 2024年10月11日 18:12
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