<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2017年07月20日 13:25

そうなんです♪ 当店の座敷部屋で開催している飲み会、通称裏鈴木酒店がなんらかんらで100回を突破しちゃいました!! これもひとえに当店を可愛がっていただいている皆様のおかげでございます。
ありがとうございますm(_ _)m
ということで今回はスペシャルテーマとしてこれだ

【裏鈴木酒店100回突破記念:愛山の会】
このスペシャルデーのために昨年からいろんなルートで~、かつ私の独断と偏見でこつこつ集めて今回は15種類揃えちゃいました
ここでおさらいだけど、愛山(あいやま)というのはお酒を造る用のお米の名前
以下の図のように、有名な「山田錦」や「雄町」を祖先に持つ酒米(さかまい)なんだけど、これがどうも…稲穂が倒れやすくて栽培しにくく農家泣かせだったり、米自体も溶けやすくて杜氏泣かせだったり、そして、かの剣菱酒造さんが長い間独占して契約栽培していたりとか…、まぁいろいろと幻な酒米だったりするんです

※もっといろいろな酒米系譜図を見てみたい場合はこちらへ → 【酒造好適米の系譜図、まとめてみた】
愛山の会は実は2年前にも開催してみたんだけど(その時は12種類)、今回は更にパワーアップした内容で頑張ってみた次第ですw
そのラインナップはこちら →
(クリックすると大きな画像で見られます)
私は細かい事情までは分からないんだけど…、現在この愛山というお米は全国の中でごく限られた酒蔵にしか入荷されなく、かつ、日本一高額な酒米でもあるらしいのでだいたいが純米吟醸以上として造られ、…つまり、だいたいが高額なお酒だったりするんです
そして入手困難な物が多く、今回は特にプレミアな銘柄ばかりを私が自分で購入して揃えました。
静岡県外が10種類、県内が5種類ですが、この中で当店で取り扱いや販売実績がある商品は「臥龍梅」「志太泉」「正雪」「英君」「東の麓」となります。
…てか、揃えるのがとにかく大変だったw
溶けやすい愛山。
つまり、どちらかと言ったら甘口なお酒になる傾向があり、使用する酵母によってももちろん変わってきますが基本的にはどれも甘美で優雅な味わいな感じです
お米(心白)の力が強いのですかね、「お米の旨み」も強く感じられます♪
県内と県外のを比べると、(ざっくりだけど)県外のはイヤらしくない程度なカプロン酸エチル系の華やかな含み香とお米や麹系のコクも程良く感じるような印象。
一方県内のは、静岡酵母特有の酢酸イソアミル系のバナナやメロンのような含み香に、静岡流と言える綺麗でスッキリとした味わいがあって飲み飽きないという印象、かな。
とにかくどれも最高レベルのお酒ばかりでした
なお今回の裏鈴は、お誘い情報をお客さんに流したら1日も経たないうちに満席となってしまったくらい早かったですw
(即満席となり、お断りをしてしまった方々には申し訳ございませんでした…)
この貴重なお酒を心待ちにしてくれてた参加者様、本当にありがとうございました。
愛山を集めるのはとても疲れるので次回開催は200回記念でってことでw
ともあれ今後とも鈴木酒店の裏も表も~宜しくお願い致します
ありがとうございますm(_ _)m
ということで今回はスペシャルテーマとしてこれだ


【裏鈴木酒店100回突破記念:愛山の会】
このスペシャルデーのために昨年からいろんなルートで~、かつ私の独断と偏見でこつこつ集めて今回は15種類揃えちゃいました

ここでおさらいだけど、愛山(あいやま)というのはお酒を造る用のお米の名前

以下の図のように、有名な「山田錦」や「雄町」を祖先に持つ酒米(さかまい)なんだけど、これがどうも…稲穂が倒れやすくて栽培しにくく農家泣かせだったり、米自体も溶けやすくて杜氏泣かせだったり、そして、かの剣菱酒造さんが長い間独占して契約栽培していたりとか…、まぁいろいろと幻な酒米だったりするんです


※もっといろいろな酒米系譜図を見てみたい場合はこちらへ → 【酒造好適米の系譜図、まとめてみた】
愛山の会は実は2年前にも開催してみたんだけど(その時は12種類)、今回は更にパワーアップした内容で頑張ってみた次第ですw

(クリックすると大きな画像で見られます)
私は細かい事情までは分からないんだけど…、現在この愛山というお米は全国の中でごく限られた酒蔵にしか入荷されなく、かつ、日本一高額な酒米でもあるらしいのでだいたいが純米吟醸以上として造られ、…つまり、だいたいが高額なお酒だったりするんです

そして入手困難な物が多く、今回は特にプレミアな銘柄ばかりを私が自分で購入して揃えました。
静岡県外が10種類、県内が5種類ですが、この中で当店で取り扱いや販売実績がある商品は「臥龍梅」「志太泉」「正雪」「英君」「東の麓」となります。
…てか、揃えるのがとにかく大変だったw
溶けやすい愛山。
つまり、どちらかと言ったら甘口なお酒になる傾向があり、使用する酵母によってももちろん変わってきますが基本的にはどれも甘美で優雅な味わいな感じです

お米(心白)の力が強いのですかね、「お米の旨み」も強く感じられます♪
県内と県外のを比べると、(ざっくりだけど)県外のはイヤらしくない程度なカプロン酸エチル系の華やかな含み香とお米や麹系のコクも程良く感じるような印象。
一方県内のは、静岡酵母特有の酢酸イソアミル系のバナナやメロンのような含み香に、静岡流と言える綺麗でスッキリとした味わいがあって飲み飽きないという印象、かな。
とにかくどれも最高レベルのお酒ばかりでした

なお今回の裏鈴は、お誘い情報をお客さんに流したら1日も経たないうちに満席となってしまったくらい早かったですw
(即満席となり、お断りをしてしまった方々には申し訳ございませんでした…)
この貴重なお酒を心待ちにしてくれてた参加者様、本当にありがとうございました。
愛山を集めるのはとても疲れるので次回開催は200回記念でってことでw
ともあれ今後とも鈴木酒店の裏も表も~宜しくお願い致します

記事投稿者: 鈴木酒店 2017年07月20日 13:25
▼お気軽にコメントを入力してって下さい(・∀・)