<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2019年04月11日 21:01

12月に同じような会をやったばかりではありますが、気になって仕方がなかったので昨晩もやりました。2年連続で杜氏が交替となった正雪、つまり3人の杜氏の正雪の飲み比べを

【裏鈴木酒店:正雪の会】
今回飲み比べをした正雪は種類的には16種類でありますが、実は商品によってはお酒の造り手(つまり「杜氏(とうじ)」)が異なっているのです
一昨年までの正雪(平成28酒造年度:H28BY)は、正雪を35年間造り続けてきた大ベテランの山影純悦(やまかげじゅんえつ)杜氏で、昨年の正雪(平成29酒造年度:H29BY)を造っていたのはその山影杜氏のもとで10年以上修行されていた若手の崎村勉(さきむらつとむ)杜氏、そして今発売されている今期の正雪(平成30酒造年度:H30BY)を造ったのは榮田秀孝(えいだひでたか)杜氏、となります。
右のラインナップ画像をクリックすると拡大するけれど、メインとなるのは新しい杜氏の榮田杜氏によるもので9種類、崎村杜氏によるものが5種類、そして山影杜氏によるものが2種類です。
いわずもがな、山影杜氏が造った正雪はもうほぼ手に入れることはできません
…できませんが~、実は当店は(このラインナップの一番上にありますが)『山影杜氏最後の造りの純米大吟醸山田錦』という最上級の正雪をあと3本ほど確保してあるんです! ご興味ある方は以下リンク先をご覧下さいませ。
→ 【山影純悦杜氏最後の正雪純米大吟醸あります!】
さて今回集まってくれたみんなはやはりそんな正雪が気になっちゃう正雪フリークな方々ばかりですw
そんな皆さんがどう感じたかはそれぞれの胸の内かもですが、そもそも日本酒の醸造は、同じ人が造っても造る度に味が変わってしまうような本当に難しいものだと思います。そこを『同じ味わいに持っていく』『狙った味わいに持っていく』というあたりが造り手の技術であり経験がものを言うのかもで、今回、奈良県の「春鹿」の蔵から異動となった南部杜氏集団のひとり、榮田杜氏は初めての静岡の地で静岡の水と静岡酵母と静岡流の酒造りというのは…きっと大変なご苦労もあったことと…想像できるわけであります。
なお、榮田杜氏が最初に仕込んで最初に出荷された第一号となる正雪は以下の純米しぼりたて生酒でした。詳しくはこちら → 【【重要】再び新体制でスタートした新生正雪について】
そしてこちら↓が榮田杜氏であります


お忙しいところ、サプライズで来て下さいました
そして、自分が造った正雪と前任者達が造った正雪を、みんなと一緒になってざっくばらんに楽しく飲み比べしていただきました
新体制となった新生正雪。
今までの正雪の味を再現していく方向なのか、それとも、今の体制での新しい正雪を見せていく方向なのか…、そのあたりは蔵元のみぞ知るかもですが…、願わくば、今までみたく?女性に親しまれる感じの優しい味わいが良いなぁって個人的には思ったりするところであります
今回参加して下さった皆さんと榮田杜氏、ありがとうございました
最後に、正雪の神沢川酒造場さんから差し入れとして頂いたバウムクーヘン

正雪の酒粕(誉富士の)を使った、セティボン?とショウセツ?のコラボレーションバウムクーヘンの「百年乃樹」
とっても甘美でみんな大興奮
ご馳走様でした♪
詳しくはこちらかな → 【百年乃樹「正雪‐しょうせつ‐」 販売開始 - C'était Bon】


【裏鈴木酒店:正雪の会】
今回飲み比べをした正雪は種類的には16種類でありますが、実は商品によってはお酒の造り手(つまり「杜氏(とうじ)」)が異なっているのです

一昨年までの正雪(平成28酒造年度:H28BY)は、正雪を35年間造り続けてきた大ベテランの山影純悦(やまかげじゅんえつ)杜氏で、昨年の正雪(平成29酒造年度:H29BY)を造っていたのはその山影杜氏のもとで10年以上修行されていた若手の崎村勉(さきむらつとむ)杜氏、そして今発売されている今期の正雪(平成30酒造年度:H30BY)を造ったのは榮田秀孝(えいだひでたか)杜氏、となります。

いわずもがな、山影杜氏が造った正雪はもうほぼ手に入れることはできません

→ 【山影純悦杜氏最後の正雪純米大吟醸あります!】
さて今回集まってくれたみんなはやはりそんな正雪が気になっちゃう正雪フリークな方々ばかりですw
そんな皆さんがどう感じたかはそれぞれの胸の内かもですが、そもそも日本酒の醸造は、同じ人が造っても造る度に味が変わってしまうような本当に難しいものだと思います。そこを『同じ味わいに持っていく』『狙った味わいに持っていく』というあたりが造り手の技術であり経験がものを言うのかもで、今回、奈良県の「春鹿」の蔵から異動となった南部杜氏集団のひとり、榮田杜氏は初めての静岡の地で静岡の水と静岡酵母と静岡流の酒造りというのは…きっと大変なご苦労もあったことと…想像できるわけであります。
なお、榮田杜氏が最初に仕込んで最初に出荷された第一号となる正雪は以下の純米しぼりたて生酒でした。詳しくはこちら → 【【重要】再び新体制でスタートした新生正雪について】
そしてこちら↓が榮田杜氏であります



お忙しいところ、サプライズで来て下さいました

そして、自分が造った正雪と前任者達が造った正雪を、みんなと一緒になってざっくばらんに楽しく飲み比べしていただきました

新体制となった新生正雪。
今までの正雪の味を再現していく方向なのか、それとも、今の体制での新しい正雪を見せていく方向なのか…、そのあたりは蔵元のみぞ知るかもですが…、願わくば、今までみたく?女性に親しまれる感じの優しい味わいが良いなぁって個人的には思ったりするところであります

今回参加して下さった皆さんと榮田杜氏、ありがとうございました

最後に、正雪の神沢川酒造場さんから差し入れとして頂いたバウムクーヘン


正雪の酒粕(誉富士の)を使った、セティボン?とショウセツ?のコラボレーションバウムクーヘンの「百年乃樹」

とっても甘美でみんな大興奮

詳しくはこちらかな → 【百年乃樹「正雪‐しょうせつ‐」 販売開始 - C'était Bon】
記事投稿者: 鈴木酒店 2019年04月11日 21:01
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